2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 17 17 うまくいおうとして、ちょっとウソをついてしまうってことがある。あかりつけのことも、ぜんぶありのままってわけじゃないんだ。そのせいで、なにも知らないひとに、ぼくらの星のことをへんにおしえてしまったかもしれない。ちき […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 16 16 そんなわけで、ななつめの星は、ちきゅうだった。 このちきゅうというのは、どこにでもある星なんかじゃない! かぞえてみると、王さまが(もちろん黒いかおの王さまも入れて)111にん、ちりのはかせが7000にん、しごと […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 15 15 むっつめの星は、なん10ばいもひろい星だった。ぶあつい本をいくつも書いている、おじいさんのすまいだった。「おや、たんけん家じゃな。」王子くんが見えるなり、そのひとは大ごえをあげた。 王子くんは、つくえの上にこしか […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 14 14 〈「それこそ、ひどい仕事だよ。」〉 いつつめの星は、すごくふしぎなところだった。ほかのどれよりも、ちいさかった。ほんのぎりぎり、あかりと、あかりつけの入るばしょがあるだけだった。王子くんは、どうやってもわからなか […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 13 13 よっつめの星は、しごとにんげんのものだった。このひとは、とってもいそがしいので、王子くんが来たときも、かおを上げなかった。「こんにちは。」と、その子はいった。「たばこの火、きえてるよ。」「3+2=5。5+7=12 […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 12 12 つぎの星は、のんだくれのすまいだった。ほんのちょっとよっただけなのに、王子くんは、ずいぶん気もちがおちこんでしまった。「ここでなにしてるの?」王子くんは、のんだくれにいった。その子が見ると、その男は、からのビンひ […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 11 11 ふたつめの星は、みえっぱりのすまいだった。「ふふん! ファンのおでましか!」王子くんが見えるなり、みえっぱりはとおくから大ごえをあげた。 というのも、みえっぱりにかかれば、だれもかれもみんなファンなんだ。「こんに […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 10 10 その子は、しょうわくせい325、326、327、328、329や330のあたりまでやってきた。知らないこと、やるべきことを見つけに、とりあえずよってみることにした。 さいしょのところは、王さまのすまいだった。王さ […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 9 9 星から出るのに、その子はわたり鳥をつかったんだとおもう。出る日のあさ、じぶんの星のかたづけをした。火のついた火山のススを、ていねいにはらった。そこにはふたつ火のついた火山があって、あさごはんをあたためるのにちょうど […]
2020年3月7日 / 最終更新日 : 2020年3月7日 SaitoAkishige 星の王子様 8 8 ほどなくして、その花のことがどんどんわかっていった。それまでも、王子くんの星には、とてもつつましい花があった。花びらがひとまわりするだけの、ちっともばしょをとらない花だ。あさ、気がつくと草のなかから生えていて、夜に […]